バンコクで働こ!

トランスコスモス(タイ)株式会社のブログ。観光情報や生活情報から最新の採用情報まで毎週発信中!

トンソン博士のガジェット通信:タイ携帯電話日本語環境事情

ごぶさたのソントンです。

前回タイの携帯電話事情について少しお話ししましたが、今回はタイの携帯電話と日本語についてお話ししたいと思います。
タイで携帯電話を購入した際、そのままの状態で日本語が使えるかどうか?答えは「No」です。

もちろん過去に日本のみで発売された携帯電話端末もなぜかタイでは売っていますので、そういった携帯電話を購入すれば最初から日本語が使えることもありますが、一般的にはタイ語と英語しか使えないようになっています。
でも最近では設定で日本語が選べて日本語メニュー、日本語入力ができるようになる携帯電話も出てきています。

 

機種別に簡単に説明しますと・・・

① iOS端末(アイフォン):設定で日本語メニュー、日本語入力可能

② アンドロイド端末(エクスペリアなど):一部の機種には設定で日本語選択が可能でメニュー、入力の日本語化が可能。

③ BlackBelly OS:基本的には表示はできるがメニュー日本語化、日本語入力できず

④ Symbian OS(一部のノキアなど):日本語の表示も入力もできず

⑤ その他独自OS端末:日本語の表示も入力もできず

一部例外はありますが、上記のようになっています。

②に関しては、機種によります。日本語フォントが入っている端末であれば、結構簡単に日本語環境が整います。日本語フォントが入っていない端末は、自分でフォントを用意したうえでいろいろといじらないとできません。ここは大型ショッピングセンターなどに入っている個人経営携帯電話店に頼んでみる(基本持ち込みの場合有料)のも手です。

③はOSを日本語環境のあるものに入れ替える必要があり、自分で日本語化するには少し敷居が高いので、自信のない方は先述の個人経営携帯電話店にお願いする(基本持ち込みの場合有料)のが得策でしょう。

④は、日本語表示、入力が有料のアプリをインストールすることで可能になります。無料で日本語表示入力をさせることもできますが、少し作業の敷居が高く、ここでの話しも長くなるのでここでは割愛します。これも同じく先述の個人経営携帯電話店に頼んでみても(基本持ち込みの場合有料)良いでしょう。

⑤は端末によりバラバラです。日本語表示できるものもありますし、全くできない端末もありますので、購入店で確認するのが得策でしょう。購入時点で日本語が表示できる端末に関しては条件付きで日本語入力支援アプリで日本語入力できますので(内容は割愛します)そういった端末を安く見つけることができれば、少しだけ得した気分になれます(笑)。

携帯電話で日本人と日本語で頻繁にやりとりをする方で、携帯にあまり詳しくなく、金銭的に余裕があり、メモリーカードが使えないことや、BluetoothやiTunesの使いにくさにストレスを感じなければ、アイフォンをおすすめします。
なぜなら、業者に頼む必要もなく、「設定」の「言語」から「日本語」を選ぶだけですので…。

アイフォン以外でも、新品の携帯電話を購入した際買ったお店で、サービスで日本語化してくれるところもあるようなので、まずは購入店で相談してみてはいかがでしょうか。

もちろんどの端末にも英語はありますので、「電話しかしないし、英語だけで充分!」な方は何を選んでも問題ないかと思います。

さて次回ですが・・・全く考えてませんが、「変な携帯電話」でも紹介しようと思います(約束はしませんよ!)。

※携帯電話へのアプリケーションインストール、またそれに関わる作業の業者依頼等は全て個人の責任となりますので、予めご理解くださいね。

By ソントン