バンコクで働こ!

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ソンクラン(タイ正月)です。

サワッディ〜カッ! DDです。
タイは現在『ソンクラン』の連休真っただ中。
みなさんは『ソンクラン』という言葉を聞いたことがありますか? これは伝統的な『タイ正月』の行事で、タイの人々にとってこの連休は日本で言う「年末年始」にあたるものです。宗教儀式かつ公式な行事であるこのソンクランは、「水掛け祭り」とも言われています。

本来はこのように、花びらがたくさん入ったよい香りの水を仏像に掛けてお清めをして家族で新年をお祝いしたり、年少者から年配者の手に水を静かに掛けて敬意を表す…という意味の厳かな儀式でした。

ところが…今では…

ソンクラン真っただ中の繁華街「シーロム通り」の夜の様子です。
この人ゴミ…いったい何ごとだと思いますか?!

ズバリ、これが現在のバンコクの『ソンクラン』の風物詩「水掛け合戦」です。本来のあの慎ましやかなソンクランはどこへやら!大人も子供も、老いも若きも、男も女も、はたまたオカマちゃんまでこの日ばかりは本気の無礼講!!

タイの音楽がズンドコズンドコ大音量で流れる中で踊り狂って、行き交う人誰彼かまわず水を掛け、水で溶いた白粉を顔に塗りたくり、そりゃあ街中大騒ぎ。おそらく、そうとは知らずにバンコクにたまたま来ていた観光客の方にとってはとんだ歓迎になっていたはず。外を歩いているだけでびしょ濡れ…なんて当たり前なんです。水を避けてコソコソと歩いているつもりでも、今度は歩道橋の上からバシャ〜ッ! タクシーもバスもトゥクトゥクも、行き交うたびに水と白粉がバシャ〜ッ!窓が開けっ放しのノンエアコンバスや、そもそも窓が無いトゥクトゥクの中なんぞ、タイミングが悪けりゃドライバーも乗客もビショ濡れです。この時ばかりは電車の中まで濡れた服やら水鉄砲から漏れた水でビッショビショ。

それでも怒ってはいけません。誰も怒ってなんかいません。だって、これがソンクランなんですから。。。
日本人がお正月に「初日の出を拝みに行く」のが普通なように、タイ人がお正月に「水を掛け合う」のが普通なんです。いたずらでも嫌がらせでもなく、普通で当然なお祭り。もし、この時期にタイにいる機会があったらぜひぜひみんなで一緒に楽しんでくださいね!

仕事してるかもしれない? …ご安心ください。夜中まで、ず〜っと、やってますから!!

ただし、水掛け祭りを見に行こうと決めた場合には、それなりの準備が必要です。まず、持ち物は最小限に抑えること。携帯電話やカメラなど、水に濡れたら困るものは、必ずビニール袋に入れること。ジッパー付きのビニール袋ならなお安心。そして、できる限りの軽装で行くこと。Tシャツ・短パン・ゴムぞうり…海に行く格好がベストかも。最後に、相当の気合を入れること。水と白粉の洗礼は本気でハンパじゃありません!!

DDも、昼間は仏像に我らが日本の復興を願い、夜はシーロム通りに繰り出しました。そしてタイの人々に交じって大騒ぎすること数時間…

お疲れさまでした m(_ _)m