犬を日本からタイに連れてきました。
日本からタイに犬を連れてきたぜぃ！！
犬を一緒に日本から連れてくるってこと考えたことはありますか。難しそうだからあきらめていたりしていませんか。短期間の旅行であれば気圧の関係などで動物への負担を考えるとオススメはできませんが、移住とのなれば検討する余地があるのでは。離れ離れになると動物も同様にストレスになるのでは、、、
手続きがわかると意外に簡単にできたりするんですよ。
必要なことと流れ（犬・猫の場合）
・まずは、マイクロチップの装着（ペットショップで販売されているほとんどワンちゃんには装着されている）
少し太めの注射器で簡単に装着できるみたいです。装着料と登録費用で5千円ぐらいからです。獣医さんによってまちまちです。
・狂犬病の接種と証明書作成（狂犬病の接種を規程以上していて、その注射の有効期限内に抗体検査を受けること）
・農林水産省動物検疫に申請をする。輸出申請
・搭乗予定航空会社の積載許可
・輸入する国の輸入申請と許可
・搭乗予定空港にある検疫所でで輸出許可書の発行
となります。
で、これからそれぞれ詳しく書くね。
狂犬病の証明書作成は通常、ワンちゃんには狂犬病のワクチンを接種していると思うのですが、生後91日以降に狂犬病ワクチンを接種し、その30日以降に接種し、以後は1年に1回接種していると思います。通常は1年有効なのでその期間中に日本であれば一般財団法人生物科学安全研究所というところに抗体検査の証明書発行を依頼するのです。この抗体検査の証明書を発行できるのはアジアではここだけです。
抗体検査は獣医さんに所定の申込用紙にサインを頂き、血液又は血清を添えて申し込むだけ。おいらは日本では獣医の先生がが全て送付までしてくれて、検査費用を振り込んだだけ。ちなみにタイからは抗体検査を申し込むには獣医さんに血清を作成していただき、血清を保冷パックに包んでEMSで送っっても大丈夫です。（送料は3000円くらいだったかな）但し、スワンナプームにある動物検疫所で血清の輸出許可をもらう必要があります。
ちなみに ↓ ↓ です。
なくても大丈夫といわれていますが万が一のときは日本の検疫でタイの輸出許可証がなければ廃棄処分になる可能性があり、あらためて手続きをやり直しになる可能性があります。（輸出許可証の発行は50THB程度だった）
依頼方法は狂犬病を摂取していただいた病院で所定の書類に狂犬病の接種した署名（サイン）をもらい、ワンちゃんの採血または血清をもらう。それを一般財団法人生物科学安全研究所へ送付すると検査の結果、証明書を発行して頂く事になる。送付は動物病院でも自身で送付しても問題はありません。発行までの所要期間は平日（9:00～17:30）月曜日から金曜日までに受理した血清は、通常、翌週の木曜日に結果が判明し、そこから送付となりますので2週間前後になります。
次に動物水産動物検疫への届出・申請が必要。これはインターネットで申請可能です。NACCS（動物検疫関連業務）利用申し込みをするとIDが発行されるのでそれにそって入力するだけです。但し、輸出予定の7日以上前に申請をしていないと許可が出ません。
申請が完了すればメールで連絡がきます。
次にワンちゃんの搭乗予定の航空会社に連絡を入れます。航空会社によってまちまちですが1便に対し搭乗可能頭数が決まっており基本的には本部（本社）の許可が必要なので早めに連絡をしましょう。
ちなみにLCCなどはペットの搭載はしていない可能性があります。又、料金に関してもそれぞれの航空会社で異なっているので事前に調べたほうかようです。例；1kgに対し25USDや小型犬1頭につき200USDとかなり異なってきます。
ちなみに一部の航空会社を除いてワンちゃんは貨物室（気温・湿度は客室と同じ）です。欧米系・韓国系の航空会社は客室へ一緒に搭乗できることもあります。
出発当日は一部の空港または早朝・深夜の時間でなければ直接空港の検疫で検査を受けます。問題がなければ15分程度です。検査で問題がなければ輸出許可証が発行されますので書類を受け取って航空会社のチェックインカウンターへ行きます。
チェックインで書類が整っていればあとはスムーズです。あと預けたワンコは水・食物は一切与えられないのです。おいらが連れてきた時は出発時刻の1時間ぐらい前までに戻っていただければいいですと案内されたよ。
最後にかかる費用だけど
自分で手続きをすると
・マイクロチップ装着・登録:5000円程度
・狂犬病注射：2500円×2回
・抗体検査：13000円
・獣医に依頼分（血清の作成・書面作成）：5000円程度
・航空機搭載（小型犬の場合4kig程度）：10000円（タイ航空の場合１kgにつき25USドル）
合計：38000円程度かかるのです。（最低限の費用）
代行業者にお願いすると最低10万円は必要となります。
まあ、今回書いた内容はタイにつれてくることを前提にしているので比較的簡単です。各国で基準が異なっているのでおくまでも目安としてください。
じゃ、ね！
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