今回のテーマはドリアン
今回のテーマはドリアン
ドリアンくん自身にまつわる話をするね!
「果物の王様」と言えばドリアン(durian、タイ語でトゥリアン)のことだよね。
この「果物の王様」と言われるようになった由来は、栄養価が高いので王様が精力増強のためによく召し上がっていたらそう呼ばれるようになったらしいよ。これって結構意外な感じだよね。(諸説はあるかも)
ドリアンはソンクラーンが終わった4月から9月ぐらいまでが旬なんだ。とは言っても、タイでは1年中売ってるけどね。でも、やっぱり旬に食べた方が美味しく、また財布にもやさしいものなんです。
タイでのドリアンのお値段は、場所や品種によってまちまちだけど、路上販売なら1玉丸ごとで100THB/Kg、高級デパート内のスーパーなんかだと房のみの状態で1,900THB/kgで売ってたりします。1房だけでも1,000THBぐらいっていう計算になっちゃうね。
今の旬の時期だと屋外でもいろんなところで販売されているのを見かけるんだ。屋台に限らず、車やバイクでの移動販売なんかも多い。それで、今回はオンヌット駅の下にバイクで売りに来ているドリアンを1玉買ってみた。
最初に好みのかたさなんかを伝えると先端にゴムが付いた棒でドリアンを叩いて、その反響音で確認してくれるんだよ。たぶん、日本でスイカを買うときにやっているのと同じ原理だよね。好みにあったドリアンを選んでくれた後は、ナイフでちょっとだけ切って、中身の部分が少しだけ見えるようにしてくれるんだ。
そこで、お客さんは中身を触ったり色を見てから買うんだよ。この時点で気に入らなければ買わなくてもいいのである。ちなみに触るのは素手だけどね。なので、既に穴が開いているドリアンを買うのは躊躇しちゃうよねぇ。買うと決まれば、完全に殻を割って中の房を1つずつ取り出して紙に包んでくれるんだよ。でも、今回は房の取り出しを自分でやってみよう思い、ドリアンの上下の部分だけ切り落としてもらって持ち帰ってみたよ。
ここからは房の取り出し方を説明するよ。
まず、ドリアンを解体するときは必ず手袋をしてね。なめてかかり素手でやろうとすると、表面の鋭い棘が手に突き刺さってマジで痛いよ!!
ナイフはドリアン表面の縦のくぼみに沿って中心近くまで入れます。このくぼみは中の房の切れ目の部分にあるんだよ。次に横向きにナイフを入れると、きれいに房を取り出すことができるよ。
この房の中心には大きな種が入ってるよ。結構、大きな種。タイであまり食べられることはないけど、周辺国では炒ったりして食べるところがあるんだって。
今回のは大玉だったので、1玉から5個も房が取れたよ。ちなみに、賛否両論あるこのドリアンのニオイなんだけど、な・なんと剥きたてのドリアンはほとんど無臭だった。
ちょっとだけ食べてみたところ、巷ではバターのようにクリーミーで濃厚な味って言われているけど、正直言って微妙って感じ。アーモンドペーストみたいな感じや、ちょっとリキュールが入っているような感じもしたよ。
ぜひ、皆さんもチャレンジしてみてはどうでしょうか??
最後に、タイでドリアンはとってもポピュラーな果物です。スーパーや空港のショップではドリアンを使ったお菓子もたくさん売ってるので、こちらも一度試してみてねー!!。
【最後にドリアンに関する注意事項を!!】
アルコールと一緒に食べるとガスが発生してお腹が痛くなることがあるので要注意。また、ホテルや電車など場所によっては持ち込み不可となるので気を付けようぜぃ!!
じゃ、またね!
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