バンコクで働こ!

トランスコスモス(タイ)株式会社のブログ。観光情報や生活情報から最新の採用情報まで毎週発信中!

タイ料理の基本 ハーブ編

f:id:tctbangkok:20190822203947p:plainやっほ~。元気にしてるか~?ドリアンくんだよ!

 

世間はコロナで大騒ぎ、ドリアン君も色々と大変な日常を送っているよ(´;ω;`)

ただ、そんな中でも健康に元気に過ごしたいよな!

タイのハーブはたっくさん種類があるんだけど、どれも体にとってもいいんだ。

だからそんなハーブを山ほど使ってるタイ料理は健康維持にもってこい!

 

ということで、今回はタイ料理に使われてるハーブについて紹介してみようと思うよ。

使い方についても、ちょっぴり紹介してみようかな。

これで健康になって、病気予防しよう!

 

・パクチー

f:id:tctbangkok:20150712232127j:plain

 

まずはタイ料理といったらこれだよね。

苦手な人と好きな人が半々くらいに分かれる、においが強いアジアンフードの代名詞!

ビタミンが豊富に含まれていて、免疫力の増加・美容やデトックス効果なんかもある結構万能なハーブなんだ。ハーブだから強い植物で、家庭菜園なんかでも結構手軽に育つんだよ。

パクチーは料理に使う、というか出来上がってる料理に薬味みたいに乗せてたべるイメージだよね。熱に弱い栄養が多いから、生かあまり火を通さないで食べる(スープに浮かべるとか)のがおすすめだよ!

 

葉っぱや茎はもちろん、根っこも食べられるっていうのはあんまり知られてないかな?

根っこは洗って土を落としたら、肉や魚のにおいを消すために一緒に煮てもいいし、揚げてそれ自体を食べても大丈夫!火を通せば食べられるよ。生はやめといた方がいいと思うけど。根っこだしね。

ドリアン君は冷凍しておいて、よくスープなんか作る時に入れてるよ。パクチー自体の香りは移らないし(まぁ、ちょっとはあるけど、苦手な人でもそんなに気にせず食べれるくらい、かな)なんだか美味しくなる!・・・気がするよ。

 

タネも食べれるのは知ってるよね?なぜかこっちはコリアンダーシードっていう名前の方が有名だと思うけど・・・。パクチーを英語で言うとコリアンダーだから、同じものだよ。

 

f:id:tctbangkok:20200302172737j:plain

カレーに入れるスパイスとして有名かな?カレーじゃなくてもスパイスとして、いろんな料理に隠し味的な感じで使えるね。表現は難しいケド、結構さわやかな香りがしておいしいんだ!葉っぱとは全く味が違うよ。

 

・ガパオ

f:id:tctbangkok:20200302165509j:plain

 

こちらもタイ料理の材料と言ったら、だね。「ガパオ」って料理の名前じゃないの?って思う日本の人もいるかもしれないけど、いわゆる「ガパオ」は「ガパオ炒め」っていう調理法ではなく、本来このハーブの名前だよ。だから、「ガパオライス」なんて言ってもタイ人には?って顔をされちゃうから気を付けてね。ハーブご飯とは何ぞやって感じ。

英語だと「ホーリーバジル」で、バジルの一種。ぎざぎざの葉っぱが特徴なんだ。抗菌作用がかなり強くて、古代インドだと「不老不死の薬」なんて呼ばれていたこともあったんだって。

タイだとやっぱり、炒め物に入れることが多いかな。(というか、炒め物以外でガパオを使うことがあんまりない気がするなぁ)生では食べられないよ。

 

ちなみにガパオには大きく2種類あって

この赤っぽいガパオと

もう一つ、白いガパオ

があるよ。(茎と花の色の違いだね)

 

白いほうが多く見るけど、香りとか味が強いのは赤いほうかな。

 

料理に使う時は、葉っぱをむしって少しちぎると香りが広まっていい感じ!

炒めものの最後に、さっと混ぜる感じにすると香りも飛ばず美味しくなるよ。

茎は食べられないから気を付けてね。

 

・ホラパー

f:id:tctbangkok:20200302172134j:plain

 

ガパオとちょっぴり似てる?こっちもバジルで、英語だと「スイートバジル」だね。(スイートって言っても甘いわけじゃないけど)

でも、欧米の方の「スイートバジル」とは味は全然違うよ。殺菌作用が強くて、栄養素もバッチリ。がんの予防にも効果があるんだって。

ガパオとは違って、こっちは生で食べられるよ。タイの人は口直しとかサラダとか、とにかくもしゃもしゃ生で食べる人が多いイメージ。お鍋にいっぱいいれたり、クィッテアオに入れたりとにかくいろんなところで食べられてるよ。

 

葉っぱはガパオと違ってぎざぎざしておらず、まあるい。こっちも茎は食べられないから、葉っぱだけをむしって使うよ。

料理だと、「グリーンカレー」かな。グリーンカレーが緑色なのはこのホラパーがいっぱい入ってるからなんだ!スープに入れてもいいし、魚を蒸し焼きにする!みたいな時に使ってもいいかも。だったら炒め物にも・・・なんて思って使ってる人が結構いるみたいだけど、ホラパーを炒める料理はタイ料理にはないなぁ。炒めるならやっぱり前の「ガパオ」を使いたいね。

 

・カー

f:id:tctbangkok:20200302172144j:plain

 

タイのショウガだね。ただ、日本のショウガとは味が全然違うんだ。辛味も強いし、そもそもの風味が全然違うよ。中もショウガよりちょっぴり白っぽいのが特徴かな?英語だと「ガランガル」だね。

呼吸器の疾患とかに効く漢方としても使われるみたいだよ。これにも抗がん作用があるんだとか。

 

料理で代表的なのは、「トムヤムクン」とか「トムカーガイ」

煮込む料理に使われることが多いね、でも、これ自体を食べるわけじゃないよ。あくまでスパイスとして使うだけ。(トムヤムクンに入ってるカーも、もちろん食べれないよ!)

 

・レモングラス

f:id:tctbangkok:20200302172138j:plain

 

タイ語だと「タカイ」。よく石鹸とかアロマオイルとかで見るハーブかな?もちろん料理にも使うよ!

滋養強壮によく効いて、食べると元気になるんだ。ビタミンCも多いから風邪予防にもバッチリで、抗菌作用やがん予防にも効果があるんだって。

 

代表的な料理は、こちらも「トムヤムクン」「トムカーガイ」

そのままのを煮込んで使うね。ただ、これも茎自体は筋がすごくてとてもじゃないけど食べられないよ。

スパイスとして粉末ならお肉を焼くときに使ったりと結構万能。レモンの香りがするからレモングラスって名前が付けられてるらしいけど、そんなにレモンの香りかなぁ?っていつもドリアン君は思ってるよ・・・。

 

・こぶみかん

f:id:tctbangkok:20200302172122j:plain

 

タイ語だと「マクル」。ボコボコの青いミカンみたいな見た目だからこぶみかん。

でも、主に料理に使うのは「葉っぱ」のほう。独特の香りがするんだ!

 

f:id:tctbangkok:20200302172201j:plain

 

ただ、実は・・・食べれるのかな?ってくらい料理に入れるイメージはドリアン君にはないよ。マッサマンカレー(タイの南部の方のカレー)には絶対入るって聞くけど、それ以外の用途はあんまり聞いたことがないなぁ。多分、マナオ(タイライム)のほうがよく見るし使いやすいからかな?

頭皮や髪の毛にすごくいいってことで、シャンプーなんかではよく見るけどね。

柑橘系だからもちろんビタミンCが豊富で、抗酸化作用があるから肌がきれいになるんだって。

 

こぶみかんの葉っぱを使った料理は、

「トムヤムクン」「トムカーガイ」「グリーンカレー」

が有名かな?使う時は葉っぱだけを使って、茎は使わないよ。

ちなみに茎にはバラみたいなトゲがいっぱいついてるから。むしる時は要注意だよ(ドリアン君はむしる時、いつも忘れてちょっと刺さっちゃうよ(-_-;))

これも煮込むと独特な香りを出すんだ。使うとなんでも「タイっぽい料理の味」になるくらいタイ料理には使われてると思うなー。それくらいメジャー!

ただ、これも普通に煮込んだだけじゃ筋がものすごくて食べられないよ。刻んで練り物に入れたり、揚げたりすると食べられるけどね。

 

主にタイ料理に使うぞ!ってハーブはこれくらいかなぁ。もちろんもっとたくさんあるんだけど、とりあえず今紹介したのがあればタイの代表的な料理は殆ど作れるから、もし手に入れたら使ってみよう!

 

みんなもハーブ、たくさん取って元気になろうねー!

                      じゃ、またねーf:id:tctbangkok:20190822204009p:plain

 

 

www.trans-cosmos.co.th