タイのおふくろの味と言えば？
やっほー。ドリアン君だよ。
徐々に規制緩和されていくタイ。相変わらずまだマスクは手放せないけど、人通りも元通りになってきて、このままいけば6/30までの今回の規制で終わりにできそう？
油断は禁物だけどね・・・。
さて、今回はお馴染み？タイの食卓事情シリーズ！
タイ人には当たり前だけど、日本人にはあんまり馴染みのない
「ナムプリック」について
知らない人に見せると食べれるの？とか言われちゃうけど、実はとっても美味しい食べ物！これを知らないと損だぞ～。
ということで、紹介したいと思うよ。
まず、「ナムプリック」とはなんだって？
たくさん種類があるんだけど、おかずというかつけだれというか・・・。日本的にはのりの佃煮とか、そういうご飯の御供みたいなやつのイメージかな？かと思えば調味料専用のやつもあったり。とにかく種類がたくさんあるよ。
基本的には炒めたトウガラシやニンニク、玉ねぎなんかと一緒に好みの食材を入れてすりつぶして作る料理なんだ。
たれみたいなものもあるし、粉末になって乾燥してるもの、ペーストみたいになっているものと色々あって、作り方も色々。各家庭によっても違うし、まさにタイの「おふくろの味」って感じ。
北部のものが有名だけど、タイ全国どこにでもあるよ。
ナムプリックを作れない人はお嫁にはいけない、なんて言われてるほどタイ人にとってはポピュラーな食べ物なんだ。
石のクロック（すり鉢みたいなやつ）で食材をたたいて作るんだよ。
市場なんかに行くとナムプリック屋さんがあって、色々食材が置いてあるからこれとこれを入れてーあんまり唐辛子は入れないで―とか、細かく注文して作ってくれるぞ。
慣れたら自分好みにカスタマイズしてみるのもいいかも！
近くのスーパーでも、このくらいの種類が売ってたぞ。（上と下の段の左半分は違うものだけど・・・ビン状のものに入ってるものは全部ナムプリックだぞ！）
色々あって迷っちゃう？
なら、ドリアン君お勧めのものを、ちょこっと紹介してみるぞ！
メーパヤオ（パヤオのお母さん）シリーズ！
これは全部フレーク みたいなタイプになってるから、野菜につけて食べてもいいし、
ふりかけみたいにご飯にかけて食べても美味しいぞ！
オレンジ色の（左から2番目のやつ）がエビで作ってあるナムプリックで、ちょっと辛いケド（地獄のエビのナムプリックって書いてあるよ）おいしいぞ！
黄緑色の（左から3番目のやつ）もエビが入ってて、こっちの方が食べやすいかも？
色々試してみてね。
ちなみになんだけど、この写真の一番左にある肌色？のやつはナムプリックメンダー。イサーンや北部だと結構見るけど、苦手な人は食べないほうがいいよ。タガメのナムプリックだからね。黙って友人へのお土産にしちゃえっていう人もいたりするとか。
あんまりタイっぽいにおいとかがまだ慣れてなくて・・・ちょっと怖いなーって人にはこれかな？
写真の左から３番目、「ナムプリックプラーヤーン」
つまり、焼き魚のナムプリックだよ。焼き魚（サバみたいな味）だから日本の人には食べやすいんじゃないかな？
あ、でもちょっと辛いかも・・・。
ちなみに、フレークタイプじゃなくて、たれみたいに食べるペーストタイプで有名なのは「ナムプリックガピ」と「ナムプリックヌム」かなぁ。スーパーとかだと見かけなかったけど、食堂とかで野菜とか頼んだら結構な確率でついでに出てくるやつだよ。
「ナムプリックガピ」は、「ガピ」っていうエビを発行させて作った味噌を使うナムプリック（というかほぼガピの味）で、癖はちょっと強いけど好きな人はたまらなく好きって感じのやつ。
「ナムプリックヌム」は「プリックヌム」っていう獅子唐みたいな大きな唐辛子を使ったやつで、見た目通りほぼ唐辛子だからめちゃめちゃ辛いぞ！北部の人はケープムー（豚皮を揚げたやつ）と一緒にこれを食べることが多いね。
他にも、調味料として使う「ナムプリックパオ（チリペースト）」とかカニを使った「ナムプリックプー」とか、ほんとに色々あるんだけど、挙げ続けるときりがなくなっちゃうから今回はここまで！
タイに来たら、自分好みのナムプリックを探してみるのも面白いかも～。
じゃ、またねー。
