タイのお寺あれこれ
やっほー、元気にしてるかな？ ドリアン君だよ
8月も中旬、日本はお盆に入ったね。
タイはお盆休みとか、お盆の習慣って言うのはあんまりないんだけど（中華系のタイ人とかは一部あるかも）、毎日仏様に感謝して生きているよ。
タイ国民は約90％以上が仏教徒で、寺院やお寺が大好き！行く先々でお寺があるし、デパートやショッピングモールの中、道端にだって仏像が置いてあって、毎日お祈りしている人がいるんだ。バンコクとか都会の若い人は関心が少し薄れてきた、なんて話もあるけど、それでもまだまだみんな大事に思ってるよ。プラクルアン（仏像のペンダント）は持ってない人はいないんじゃないかってほど、タイの人は持ってるよね。
今日はそんなタイの寺院や仏像についてちょっと紹介してみたいと思うよ。
①お祈りについて
タイの人がお寺に行ったらまずやるのが・・・そう、お祈り。道端にある仏像にも、見かけたらとりあえず拝んでおく、みたいな人もいるね。
日本では神社だと二礼二拍手一礼、お寺は合唱して一礼だけど・・・タイはどうするか知ってる？なんか床に座ってるのは見たことあるけど・・・って感じじゃない？
お花や線香、ろうそくを買って～とかはお寺によっても微妙に違うところもあるし、大体は買えばわかるけど、正直お祈りだけならわざわざ買わなくても全然OK。よく、最初に買いましょう、みたいな紹介をよく見るんだけど、絶対じゃないよ。
方法は、まず、正座するよ。正座してない人もいるんだけど（というか殆どそうだけど）、これは単純に正座が疲れるから足を崩してもいいんだ。だから大抵は写真の人達みたいに、足を横にしてるね。骨盤に悪そうな座り方？だしこっちのほうが日本の人からすると座り慣れてなくて辛いだろうから、普通に正座でOKだよ。
そしたらお祈りする対象（仏像若しくはお坊さんだね）に向かって、ワイをする。タイでは挨拶する時に手を合わせるよね。このことをワイっていうんだ。
手を合わせたまま、その手を額に当てた後、日本で言うと土下座のように頭を下げる。この時、手はワイをやめて真っ直ぐにして、床に指先から手のひら、肘までをぴったりとくっつけるのが正しいやり方。
ただし、これもタイの人は苦しいからって手のひらだけしかつけなかったりするよ。そういうところはやっぱりタイ人！って感じするよね。
これを3回繰り返すんだ。1回目は仏像に、2回目は教えに、3回目はお坊さんに向けてのお祈りなんだって。
②仏像について
タイの寺院を見ていて気が付くことがあると思うんだけど・・・寺院によって仏像の種類が違うよね？日本だと如来や菩薩、明王、天とかだけど、タイのは立ってたり座ってたり寝てたり・・・その他諸々。もちろんそれぞれ名前があるよ。同じ仏教なのに結構違うよね～。
メインで奉られているのは、主に8体（正確には9体）
それぞれが曜日を司っていて、お祈りの対象になるんだ。だから、タイの人は自分の生まれ曜日を絶対に知っているんだよ。ちなみに、ドリアン君は金曜日！！
あ、曜日は7つしかないのに何で8体なんだって思った？
これはね、水曜日が午前と午後に分かれるからなんだ。7だと二つに分けたときに割り切れないから水曜日だけ2つに分かれたらしいよ。諸説あると思うけど。ルーツは古代インドのバラモン教占星術から・・・とかあるんだけどややこしくなるからやめておくね。
それぞれ、ちょっとだけ紹介しておくね。
少し見にくいかもしれないけど・・・。下の画像では左から日曜、月曜、火曜、水曜、水曜（午後）、木曜、金曜、土曜の仏像だよ。
それぞれにきちんとしたストーリーもあって、調べてみると面白いんだよー。
どうだったかな？
まだまだタイの寺院は奥が深いから、気になったら色々とめぐって見たりするのも面白いかも～。
金曜日生まれの、ドリアン君でした。
じゃ、まったねー。
そんな仏像がいっぱいなタイで働くなら！
