バンコクで働こ!

トランスコスモス(タイ)株式会社のブログ。観光情報や生活情報から最新の採用情報まで毎週発信中!

タイの文化あれこれ

f:id:tctbangkok:20200601172920p:plainやっほー、もう年末だね!ドリアン君だよ。

町中は続々とクリスマスツリーが出てきて、うちのオフィス内もクリスマス飾りで賑やかに!

今年はドアのところに靴下までぶら下げちゃって・・・これ、会社からプレゼントを期待してもいいのかな?なーんてね。

 

仏教国ではあるけど、こういうお祭り好きーなところはやっぱり国民性かな?宗教が違ってもマイペンライ~。

特にバンコクだと至る所でイルミネーションがやってるんだ!主に大きなデパートでやってるね。ちなみに片づけるのも遅くて、お正月過ぎても6日くらいまではずるずるやってる・・・下手したらもっと置いてあるとこもあるかも?

理由としては、日本みたいに門松!みたいなのがないから新年の飾りとしてクリスマス飾りにしてるからみたいだねー。2月には中国の旧正月もあるから、なんか1カ月以上はハッピーニューイヤーの文字をよく見る時期になってくるよ・・・。

 

そんなまいぺんらいーなタイ人の文化、ちょっと知りたくなっちゃった。

という訳で、今日はタイの人の文化や宗教感、日本との考え方の違いについてちょこっと書いてみようと思うよ。

タイで就職とか、暮らしていくことを考えるにあたって参考になればいいなぁ。

 

①タイの宗教

知っての通り、タイは仏教国だよ。95%以上はそうなんだって! といっても日本の大乗仏教とは違って上座部仏教。タイとかその周辺国はだいたいそうだね。違いについては難しい話になっちゃうからあんまりしないけど、要は規律を重んじて出家して悟りを開くと救われるんだーって考えの仏教。日本の、みんなが救われる、って言う大乗仏教とは違うね。

 

だからタイにも出家の習慣は残っていて、男性なら絶対に出家しないといけない・・・という訳ではないけど、ほとんどの男性は一度は出家してると思うよ。

え?じゃあタイはお坊さんだらけじゃん!って?それがそうでもなくて、出家する期間は別に決まってないんだ。だからちょっとだけ行く(大体学生の頃とか、成人式代わりに?)って人が大半だと思うよー。少なくともドリアン君のまわりは学生の頃にちゃちゃっと済ませちゃった、なんて言っている人が多いね。20歳以上じゃないとできないって言ってる場合もあるけど、結構小学生くらいの頃にお寺に、みたいな人も結構いるイメージ(田舎に多いかな?) まぁ、その場合は厳密にいうと出家とは言えないんだけど・・・まあ行ってるからいいでしょ、みたいな。

どっちかというと両親の感謝の為に出家するってパターンが多いよ。タイは家族をすごーく大事にするからね。

この時男性は女性に触ること、触られることは一切禁止!多分親でもダメだと思う。だから女性はお坊さんには気を付けようね。

 

ちなみに余談だけど、男性はもう一つ徴兵制のくじ引きがあることは結構有名だよね。タイの男は仕事も不真面目だしなんちゃらかんちゃらって言われるのが多いケド、結構やらなきゃいけない事って考えると女性よりめんどくさいことが多いのかもね。まぁ、だから自由にしたいって気持ちが強くて性別のこととかその他諸々対して寛容なのかもだけど。

 

②タイ人の性格

そんな宗教の教えの中育ったタイ人たち。だからやっぱり日本の考え方とは違った考え方をするんだ。そこのところがかみ合わなくて、上手く仕事が回らなかったりする場合があるかもだけど、お互いにどういう風に考えてるかっていうのがある程度分かればそういうことが少なくなるかもね。勿論人によって性格なんて違うから絶対じゃないけど、こういう傾向があるって把握しておくだけでもタイ人との付き合いは格段に上手くいく!

 

あ、ドリアン君の主観も入っちゃってるからあんまり鵜呑みにはしないでね (・ω<) 

 

まず、イメージと言えば「微笑みの国」「マイペンライ」みたいなのが上がると思うけど、これはその通り。微笑みの国って言われる由縁は政府の観光キャンペーンの一環が根付いたとかいろいろ諸説あるけど、笑顔が多いって言うのは本当かな。自分の感情にとっても素直だし感受性も豊かだから楽しい時、嬉しい時はオーバーにリアクションをするし。

(日本の人にはオーバーに見えるだけでタイの人はオーバーにしてるっていう感覚はないけど)

まぁ、半面不機嫌な顔も多いんだけど・・・。本音建前みたいなのがないから、自分の気持ちをストレートに表現する人が多いんだろうね。思ったことをすぐに口に出して言うから、例えば「余計なお世話だよ」みたいなこともずかずか言っちゃう。悪気は全然ないし深い意味で言ってるんじゃないんだけど、知らずに話してて傷付いちゃう、なんてこともあったりしちゃうかもね・・・。

 

人助けも好きで、よく困っている人がいたらみんなで集まってきて助けてあげる、なんていうのもタイの人の特徴だね。困っている人がいたら助けましょう、施しましょうっていうタイの文化(タンブン)があって、その影響かすぐに助けに入るよ。見返りは求めない!困ってるなら助けます!

ただし、逆に考えると「自分が困ったら他の人が助けてくれる」って考え方にも繋がるから、責任感があんまりないかも。日本の人は困っても自分のことは自分で何とかしよう、他の人にあんまり迷惑をかけたくない!っていう考え方が多いと思うけどタイの人は逆。言い方がちょっとあれかもしれないけど、要するに「迷惑をかけ合う」みたいな考え方なんだ。だから人助けをするし、助けてもらう。助け合いの精神だね。ここがちょっと日本の人が理解できなくてトラブルになっちゃう場合もあるから、上手く付き合っていきたいね!

 

あと特徴的なのは、とにかくめんどくさがり屋ってとこかな。

自分がやりたくないと思ったことはまったくやらないし、細かい作業とかも嫌いでやらない(もちろん仕事は割り切ってちゃんとしてくれるけど)

例えば歩くのがめんどくさいからちょっとした距離でもバイクタクシーを使ったり、

支払いがめんどくさいから全部携帯で完結できるようにしちゃったり

えーって思うこともあれば便利になるスピードも速い、みたいなのもあるけど。(その割には政府その他手続きはめんどくさいまま・・・まぁこれはどの国も一緒かな)

 

ちなみにこれはタイで暮らしてると結構移っちゃうかも?

 

③タイの文化

最後に、暮らしていくにあたって知っておきたい文化をちょびっと紹介しようと思うよ。

・挨拶

まぁこれは有名だよね。日本はお辞儀だけど、タイはワイ(手を合わせる、つまり合掌)お寺でもワイ。どこでもワイ。手を合わせるだけで、お辞儀する必要はないよ。二本の人で良く一緒にやってる人は見るけど。会釈くらいは同時にやるパターンもあるよ。

・男女間の言葉

よく使うのが「です、ます」だと思うけど、タイにももちろんある。けど男性は「ครับ(クラップ)」女性は「ค่า(カー)」と、ちょっと違うんだ。まぁ、男女間での言葉の違いはこのくらいなんだけど、これを知らないとちょっとん?って思われる時があるかも。多分女性の方が日本の人の発音的には言いやすいし。

ちなみにこれ性別によっていっぱいあるんだよね。例えば女性になった男性は「ฮ้า(ハー)」とかかな?多分もっといっぱいあるし実はそんなに気にしてる人少ないかも。

・王様関連

タイは王様がいるしとっても尊敬されているから、例えば国歌もとっても大事!毎朝8時と夕方6時に国歌が流れて、流れてるときはすべての作業を止めて(歩くことも)聞くこと!ま、最近はデモもあるし結構王様万歳な空気でもなくなっちゃってるから、これから先はどうなることやら・・・。これ、海外の人は別に立ち止まって聞いたりとかする必要は実はないんだけど、周りがやってるとやっちゃうよね。映画館でも上映前は讃美歌が流れるから立って聞かないといけないし、王様の悪口は絶対ダメ。不敬罪があって逮捕されちゃうよ。最近だとデモ隊の人たちが不敬罪で逮捕されてたね。

・食事のマナー

まぁそんなにないんだけど、日本と違ってやっちゃいけないことは「お皿やお椀を持つこと」これがあるから例えば味噌汁であってもスプーンで飲むんだ。ま、最近は日本料理がものすごい広まってるし日本の文化も知られてるからそんなに変な目では見られないと思うけど、それでもやっぱり味噌汁のお椀をもって口を付けて飲むだなんて下品だって思われちゃうねー。でも日本人としてはやりたいよね・・・。

食器に口を付けることがあんまりよく思われないからペットボトルでもコップでもストローが付いてくるんだよ。まぁ、飲み物くらいだったら最近の人ならOKだけど。

 

「いただきます」や「ごちそうさま」はないよ。それにあたる言葉もないね。料理が来たら食べる、終わったら終わり。料理を残すことはOK。米粒一つどころかがっつり残してもOK。というのは、残ったものは仏様に捧げます、みたいな意味になるから。

だから、例えば人の家にお邪魔したりして料理を出されて、残さず全部食べる、とかやっちゃうと「料理が足りなかった」=「おもてなしが足りなかった」って言われたと思われるから実はあんまりよくない行為。田舎だけの習慣かもだけどね・・・。

・頭をなでる

知り合いや友人の子供に会った時に、「わー、かわいいねー」って言って頭をなでると多分高確率で怒られるかものすごい不快な顔をされるよ。頭は神聖な場所だからむやみに触っちゃいけないんだ。

 

今日はここまで!

タイには色々日本と違う文化があるから戸惑うことがあるかもだけど、暮らすとそんなことは気にならない位暮らしやすい国だぞ。

今話したようなことが頭に入ってると、タイがもっと楽しめちゃうかも!?

 

そんなタイで働くなら!

trans-cosmos.co.th